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私立育英高校の理事長ら父の遺産約2億円を申告漏れ


兵庫県の私立育英高校(神戸市長田区)を運営する学校法人「武井育英会」の武井宏之理事長(40)らが大阪国税局の税務調査を受け、父親で前理事長の遺産相続を巡り、
約2億1000万円の申告漏れを指摘されたことが2007年7月3日分かり、国税局は、うち約2,600万円を「遺産隠し」と認定し、重加算税を含む約5,600万円を追徴課税。武井理事長らはすでに修正申告に応じています。


関係者によると、2004年9月に前理事長の武井功氏が死亡し、功氏の妻や宏之理事長ら3人が遺産を相続。2005年7月に遺産総額を約5億6,800万円、相続税を約7,000万円と申告していましたが、前理事長が遺族名義にしていた預貯金や生命保険の掛け金など約2億1000万円について申告していなかったため、大阪国税局は「贈与の証拠がなく相続財産に当たる」と認定し、重加算税の対象としたとみられています。


武井理事長は税理士を通じ、「当局と見解の相違があったが指導に従った」とコメントしています。


平成19年7月3日・asahi.comより一部引用


「見解の相違があった」


税務調査を受けた場合のお決まりのコメントですね。


相続税は普通の家庭ではまず関わることのない税金ですが、やはりある所にはあるのですね。結局は追徴課税を含めると約1億2,600万円の相続税を納付したことになるとは。。


個人的には間違いなく、生涯、相続税と関わることはないと思いますが、資産家のご家庭などはご注意を!



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